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'04 ビルマ黄金ルート 旅日記から(3) ----2007年8月24日

[行程]
マンダレーをぶらぶら マンダレー(泊)

元先生のサイカーで・・・
日本語ガイド
王宮とマハムニパゴダ
マリオネットショウ 
この日のデータ
 旅日記 別の日へ 
(1)入国・マンダレーヒル
(2)マンダレー近郊
(4)船でバガンへ
(5)バガン1日目
(6)バガン2日目
(7)ヤンゴンへ移動
(8)ヤンゴン市内・帰国

王宮の南 クリックで拡大 王宮の南   MTT(Myanmar Travel & Tours)に向かって王宮の南の道を歩いていると、やたらキリスト教会が目立つ。かつて英軍は王宮を占領して駐留したというから、この辺りはイギリス人の居住地だったのだろうか。HangTenやGiordanoという、台湾などでは一般的な洋服店があったが、ここではクーラーがきいている超高級店のようで、店の中は店員数人が暇そうにたたずんでいるだけだった。
  MTTでバガンへ行く船の情報を聞いて、門を出るとそこで待っていたサイカーのおじさんに捕まった。この暑さの中、歩いて観光するのはつらいので交渉して3000Kで合意。聞くとこのおじさんは今年63歳、なんと元小学校の先生だったという。公立の学校に務めていたので、私立学校と違って給料はすごく少なかったらしい。だから退職後もこうやって暑い中サイカーをこいでいるのだろうか。「先生」はさすがに物知りで、しかもわかりやすい英語を完璧に話す、とてもいいガイドでもあった。
  親切にも日よけに黒いコウモリ傘を貸してくれたので、サイカーの後ろに乗っている分には涼しくて快適だが、自転車をこいでいる先生は汗だくで、しかも63歳の「お年寄り」にこがせるなんて、正直いって後ろめたい気持ちも起きる。
  早速、王宮の東側に行ってもらう。この辺りには僧院がいくつもあって、昼食が終わったのだろうか、濃いエビ色の僧衣を着たお坊さんがそぞろ歩いている。
シュエナンドー僧院全景 シュエナンドー僧院全景   僧院の1つ、シュエナンドー僧院を見学する。その時、マンダレーの入域料US10ドルを払ったが、そのチケットには、昨日行ったインワなども含まれていた。昨日4000K(約4.5ドル)も払ってしまった。ちょっと悔しい。さてこの僧院だが、すべて木製で、外壁も内部も繊細な彫刻に覆われており、職人たちの執念みたいなものと、最後の王都としての伝統を感じさせる。そのすぐ隣のアトゥマシー僧院は、コンクリート製でしかもピンク色に塗られており、ちょっとセンスを疑う。
バガン行き船の情報
MTTによると、あすの船はスローボートで、チェックイン開始は朝5:00、出発5:30、到着19:30。切符はここでは11ドルだけど、当日乗り場では10ドルで買える。この時期は外国人も少なく明日でも簡単に手に入るらしい。乗り場の場所を紙にビルマ語で書いてくれた。他に客はいなくて暇だからか、とても親切だった。
元先生に聞いたマンダレー情報
・12-1月がベストシーズン。今8月は暑くて観光客は少ない。
・なんと400もの僧院がある!
・以前仏教徒とムスリムが衝突して双方に死者が出るという事件があったそうだ。

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シュエナンドー僧院
・アトゥマシー僧院
  詳細・写真

マンダレーの入域料 10ドル。マンダレーの他、アマラプラ、インワ、ピンヤ、パレイクも有効と記載されている。インワなどでは売ってない可能性もあるので、マンダレーで購入してから行った方がいいかも。 上へ戻る

クトードーパゴダ クリックで拡大クトードーパゴダ   続いて訪問したクトードーパゴダは、別名「世界最大の書物」と言われる。入口には大きな本の形の説明板が立っている。境内に林立する仏塔の中に経典を書いた石板が1枚ずつ、合計729枚も納められているという。
  一番奥の仏像が祀ってある場所に着いた時、思いがけず日本語で声をかけられた。振り向くと若い女性が机の向こうの椅子に座っていた。上手な日本語を話すので驚いてしまった。
  彼女の名前はMinmin、今年24歳で、大学で日本語を勉強して日本語ガイドのライセンスを持っているという。でも日本人の客は少なくて仕事があまりないので、このパゴダで本を売ったり、寄付を受け付けたり、掃除をしたりして、少しだけだけれどもお金をもらっているらしい。暇な時に日本語を勉強できるし、お寺のためにもなるので、けっこう楽しいのだそうだ。
  彼女がお願いがあるという。日本へ留学したいと思っていたところ、ある日本人が資金を援助してくれるというので、来年あたり行きたいが、学費など心配なことも多いので、その方へ確認の手紙を丁寧なことばで失礼のない表現で書きたい、ということだった。彼女の夢がかかった手紙なので、喜んで下書きを書いてあげた。それが終わると、彼女は明日バガンに行くんだったらガイドさせてほしい、と言うが、気楽な一人旅を味わいたかったので断ってしまった。でも彼女ともっと話もしたかったので、今日の夕方に彼女の家でおちあってマハムニパゴダを案内してもらうことにした。
チャウットージーの大仏 クリックで拡大チャウットージー サンダムニパゴダ クリックで拡大サンダムニパゴダ   サイカーの先生をずいぶん待たせてしまった。聞くと彼女のことを知っているという。この辺りの有名人なんだろうか。このあとサンダムニパゴダ(クトードーパゴダと同様に経典を書いた石板を収めた真っ白な塔が林立していた と、チャウットージーパゴダ (白い石の大きな仏像があった)をまわって、王宮へ向かった。

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クトードーパゴダ
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サンダムニパゴダ
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チャウットージーパゴダ
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王宮 クリックで拡大 王宮   王宮の入場ゲートでサイカーを下り、そこから王宮まで歩く。ここは軍の施設にもなっているため、緑色の軍服を着た軍人や軍のトラックがやたら目立つ。炎天下20分も歩いてようやく王宮の入口にたどり着いた。そこの茶店でビルマ製のコーラ100Kを飲んで休憩したあと、王宮に入場した。
  19世紀なかばに建設されたが、第2次大戦末期の戦闘で焼失した。最近、当時の建物の多くが復元されていて、ビルマ人の見学者でけっこうにぎわっていた。ただ最近再建されたものなのだからか、いまひとつ深みが感じられなかった。
  王宮の見物後、サイカーでGHまで送ってもらい、ここで先生とお別れになった。先生は私が胸ポケットにさしていたボールペンを所望するのであげた。1本10円もしない安物なのだが…。
  部屋に戻ってシャワーを浴びたあと、タクシーでMinminさんの家に向かった。彼女の家に着いて中に招かれると妹さんとご両親がみえた。妹さんが近所でジュースを買ってきてくれ、さらにお母さんが炒飯をつくってくれたので、ありがたくいただいた。Minminさんがシャワーを浴び終わるのを待って、近所のタクシーをチャーターしてマハムニパゴダに向かった。
本尊のマハムニ仏 クリックで拡大 本尊のマハムニ仏   マハムニパゴダは夕方にもかかわらずすごい人出だった。Minminさんによると、今ちょうどマンダレーの近くで、ナッ神のお祭りがあるので、遠くからたくさんの人が泊まりがけでやって来て、マハムニパゴダの境内で野宿する人もいるという。本尊のマハムニ仏の前の参道にはものすごい数の人があふれている。男性のみこの本尊のある壇上に登って金箔を張ることができるらしい。人混みをかき分け、金ぴかに輝くマハムニ仏に近づいたが、時間が遅かったようで壇上には登れず残念だった。境内には他にも、アンコール=ワットからはるばるもたらされた銅像がお堂に納められていた。ここもすでに閉まっていたが中が見えたのでよかった。
  すっかり日が暮れてしまった。GHのそばでMinminさんと日本での再会を約束してお別れした。がんばって日本に勉強しに来てほしい。
王宮の来歴
19世紀なかばミンドン王が建設。1885年英軍に占領され、コンバウン朝滅亡。 第2次大戦末期、英軍と日本軍の戦闘で焼失。

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王宮
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マハムニパゴダ
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アンコールの青銅像 クリックで拡大 アンコールの青銅像
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  マンダレー最後の夜は、セドナホテルそばの「ガーデンヴィラシアター」へ有名な伝統芸能・マリオネットを見に行った。客が100人も入ればいっぱいのこぢんまりした場所だったが、入口の掲示を見ると、日本や米国・欧州でも公演したことがあるらしい。
マリオネットショウ クリックで拡大   この日の客は十数人だった。歌と楽器の演奏、女の子による竪琴の演奏と踊りに続いて、マリオネットのショウが始まった。楽団の演奏に合わせて人形(馬やヘビの「人形」もある)が生き物のように動く。途中で人形の操り師を隠す幕を開けてくれるので、どんなふうに操っているかよくわかり、おもしろかった。約1時間の内容は、踊りが多く、もう少しストーリー物も見たかった気もした。10人近くいる操り師のうち、一番年配の男性でメダルを首にかけていた方は人間国宝級の有名な方らしい。その方が公演終了後わざわざ客席に来て、客と1人1人握手をしてくれたのは感激だった。ビルマのマリオネットはいったん廃れたものを近年復活させたらしい。その意味で、操り師に若い人が多かったのは心強かった。
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【データ】

10:30ころ マンダレーの散歩に出発
11:00すぎ マンダレースワンホテルのそばのMTTで、あすのバガン行きの船の情報を集める
その後、「先生」のサイカーでおもな僧院やパゴダをまわる。3000K
12:00ころ 先生と茶店で簡単な昼食。コーヒー・パン・茶で220K。
 シュエナンドー僧院。ここでマンダレー入域料US10ドルを支払う。  さらに、アトゥマシー僧院・クトードーパゴダ・サンダムニパゴダ・チャウットージーパゴダ・王宮跡をまわってもらう。
16:00ころ GHに帰着
16:30ころ タクシーでMinminさんの家へ向かう。1000K。彼女と一緒にタクシーでマハムニパゴダへ。4500K(往復)
19:00ころ GHへ帰着。近くの店で、マンダレービールの生2杯。400K
20:00ころ マリオネットショウを見に行く。タクシー往復2500K
20:30〜21:30 約1時間ショウを見る。料金3500K。22:00 GHに帰着。
1ドル=900K。100K≒12円
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