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'07-'08 遥かなり、メーホンソーン   旅日記から(2) ----2007年12月30日

[行程] 現地ツアーに参加
 タム=プラー→モン族の村→シャン族の村→中国国民党の村→パーントーン宮殿→パースア滝→ボーナムプー・クローン(マッドスパ)→「首長族」のナイソーイ村。メーホンソーン(泊)

◇朝霧の町を出発
◇魚の泳ぐ洞窟  タム・プラー
◇モン族・タイヤイ族の村
◇テーマパーク?! 国民党の村
◇宮殿・滝・泥エステ
◇すっかり観光地の「首長族」の村/ データ
 旅日記 別の日へ 
(1)メーホンソーンへ到着
(3)市内散策
(4)山岳民族訪問
(5)チエンマイへ
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◆見どころ ◆旅のパーツ

  朝は寒くて目が覚めた。町全体が霧で覆われている。チョーンカム池まで歩く。池の向こうの寺院が霧にかすんで幻想的だ。朝食は、町で1軒しかないコンビニでパンとコーヒーを買って、ホテルの部屋で食べた。
  隣のメーティーホテルへ移動。昨日の話しでは、今日は温水シャワー付きの部屋が空くという。ところがフロントに誰もいない。しばらく待つが、ツアーの出発時間も迫ってきたので、メモを残して去った。
2日間、この車で案内してもらった クリックで拡大 2日間、この車で案内してもらった   約束の9:00に、Rose Garden Tourに行く。少し待つと、ドライバー兼ガイドのN氏が、トヨタハイラックス3000ccを運転して現れた。30代後半か40歳くらいだろうか、愛想のいい人だ。私がタイ語で会話をしたためか、ずっとタイ語で案内や説明をしてくれる。英語より楽だ、と言っていた。そりゃそうだろう。結局ツアー参加者は私たち2人だけのようで、車に乗り込むとすぐ出発となった。
  この時間になるとさすがに霧も晴れて来た。車は快調に北へ走る。まもなくパーイ川の橋を渡った。ガイド氏に聞くと、このパーイ川は西に流れてサーラウィン川に流れ込む、と言う。川を渡ると道の両側は明るい熱帯疎林が立ち並び、人家は消えた。この道はパーイの町を経由してチエンマイに通じているが、かつてアジア・太平洋戦争のときに日本軍が建設した道路で、メーホンソーンからチエンマイまで実に1864のカーブがあるそうだ。
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園内は池や小川が流れ美しい クリックで拡大 園内は池や小川が流れ美しい この洞窟に魚がいっぱいいる クリックで拡大 この洞窟に魚がいっぱいいる   食堂や土産物屋がずらりと並ぶ一大観光地、駐車場もいっぱいだ。キャンプ場でテントを張って泊まった人も多いようだ。園内はきれいに整備され、地元のおばさんたちが座り込んで、この地域特産のニンニクや、魚のえさ(スイカやみかんの皮)を売っている。ちょっとびっくりした。というのは、20年以上前に来た時には、小さな洞窟に魚がいただけ、という記憶だったからだ。年末の観光シーズンでもあるのだろうが、見違えるほどだ。
  園内の遊歩道をしばらく歩く。ガイド氏が、チークの木や葉を屋根葺きに使う「マイテン」という木などを紹介してくれる。池の向こうに小さな穴を開けた洞窟が2つあり、上から中をのぞきこむと、黒い魚がたくさん泳いでいる。池とこの洞窟は地下でつながっていて、池にも同じ魚がいるが、体色は濃い灰色で黒い横線が見える。光の少ない洞窟だと体色が真っ黒に変化するという。
メーホンソーン→約40分→ タム・プラー

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タム・プラー

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モン族の村 売り物の民族衣装 クリックで拡大 モン族の村 売り物の民族衣装   道を少し戻って脇道に入ると、急勾配の坂道になる。「今は標高350mだけど、今日はこれから1600mの地点まで登るよ」とガイド氏が言う。いくつかの集落をすぎて、モン族の村に着いた。女の子はみんな民族衣装をつけている。タイヤイ(シャン)族の家は2階だが、モン族は1階建てだそう。モン族の人たちはみな勤勉で、畑や山で採れたものを市場で売って生計を立てているが、どの家も車を持っているそうだ。
花が美しいタイヤイ族の村 クリックで拡大 花が美しいタイヤイ族の村   少し行くと、桜や色とりどりの花が咲く美しい村に着く。タイヤイ(シャン)族の村(バーン・ルアム・タイ)である。コーヒーを栽培し、乾燥やローストまですべてこの村で行うそうだ。大きな竹が生え、涼風がさわやかな喫茶店で自家製のコーヒーをいただく。やさしい口当たりだ。水や空気もおいしいのだろう。
  村の隣にはダム湖があり、「王室プロジェクト パーントーン2」という看板が見える。森林の回復のため、様々な種類の苗木を育てているそうだ。ここへくる途中、ガイド氏は車を止めてこう説明してくれた。「向こうの山がビルマとの国境ですが、手前の木の生えているのはタイの領土、向こうの木がない山はビルマです」。タイでは、森林の保護や回復が行われているようだ。梅や桜、つつじ、あじさいが同時に咲いているのは、日本では見られない光景だ。きれいな花をバックに、タイの人たちは記念撮影に余念がない。まもなく王室の方が来るそうで、入口には軍人が警備していた。そういえばここには王族用の宿舎もあり、美しく管理されていた。
タム・プラー→約30分→モン族の村→約10分→タイヤイ(シャン)族の村

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山岳民族の村々

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漢字の看板があふれる国民党の村 クリックで拡大 漢字の看板があふれる国民党の村 このあと、金色の急須から・・・・・ クリックで拡大 このあと、金色の急須から・・・・・   さらに急カーブの登りを繰り返し、ようやく平坦な高原に出る。道の両側には茶畑が広がると、まもなく大きな池が見えた。その先が、かつて国共内戦に敗れて逃れてきた中国国民党の兵士たちが住み着いた村になる。村には中国語の看板を掲げた食堂や、茶や茶器などを売る土産物屋が立ち並び、ものすごい人出で、まるで中国のテーマパークのようだ。国民党の元兵士がひっそり暮らしている、などというイメージは吹っ飛んだ。
  ガイド氏のすすめる食堂で昼食をとる。豚足煮込みはコラーゲンたっぷりでうまいが、量が多くびっくり。食べ切れなかった。それに付いているマントウがまたうまい。お茶はただだ。
  その後町を一巡りする。一軒の店で茶請けの干菓子を試食させてもらう。キーウィやチェリーは珍しい。生姜がおいしく一袋求めた。その時、店の飾りの大きな急須から突然水が噴き出し、ガイド氏を濡らす。店の子供が栓をひねってしまったらしく、みんなで大笑いした。
タイヤイ(シャン)族の村→約30分→中国国民党の村

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中国国民党の村

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  山を下ってしばらく行くと、パーントーン宮殿の案内板があり、そこを右折して急峻な道を入口へ向かう。入口で軍のチェックがあり、ガイド氏が身分証を預けて入場する。左手の丘の中腹にタイ語で「大王祠」と書かれた、おそらくラーマ5世王を祀る祠にお参りする。宮殿の近くへ行くが、入口の階段には「立入禁止」の看板がかかっていた。やはり王族の方が来るためらしい。下から眺めるだけで、建物ははっきり見えなかった。ガイド氏によるとぺリポートもあるらしい。
  近くにはイチゴ畑や苗木育成場もあった。イチゴの床には、例の屋根を葺く葉っぱが敷かれていた。作業していた女性に聞くと、いつも王妃がいらっしゃる2月に合わせて栽培しているそうだ。苗木育成場は農薬を使わなくてすむよう、虫除けの網をかぶせたハウスの中で育てている。
  さらに少し山を下る。道路沿いの入口から狭い歩道を下りていくと、パースア滝がある。この時期(乾季)は水量が少なく、ちょろちょろ流れている程度だ。発電用のダムのせいもあるようだ。雨季にはかなり迫力があるらしい。
  滝の近くに、70℃の温泉がわいているボーナムプー・クローンがある。近づくと硫黄臭がし、暑い。この温泉の泥を使って、顔や全身のパックができる。顔のパック(60B、15分)をやろうと思ったが、ここも人が多く、かなり待たなければならないようだ。次の予定もあるのであきらめた。 パーントーン宮殿を下から望む クリックで拡大 パーントーン宮殿を下から望む 乾季のため水の少ないパースア滝 クリックで拡大 乾季のため水の少ないパースア滝 ボーナムプー・クローン クリックで拡大 ボーナムプー・クローン
国民党の村→約20分→パーントーン宮殿→約10分→パースア滝→約10分→ボーナムプー・クローン

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パーントーン宮殿・パースア滝

写真
(1)パーントーン宮殿 イチゴ畑
(2)泥パック
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ナイソーイ村の入口ゲート クリックで拡大 ナイソーイ村の入口ゲート 買い物をする女性たち クリックで拡大 買い物をする女性たち   ごくふつうのナイソーイ村から未舗装のガタガタ道を数km行くと、大きな駐車場と「ナイソーイ新村」のゲートがある。ここがカヤン族(タイ語でパードーン族。自称はレーコー)の村だ。女性が首に真鍮製の輪をはめる習慣から「首長族」ともいわれる。
  村には簡素な店が並び、首に輪をはめた女性が店番をしていたり、機を織っていたりする。みんな化粧してきれいな格好をしている。自分の写真をブロマイドにして売っている女性もいる。。写真撮影にも気軽に応じてくれる。ちょうど雑貨やお菓子を積んだトラックがやって来て、子供たちが群がっている。首に輪をはめた子がアイスキャンディーをなめているのは、ちょっと不思議な光景だ。村をまわると、小さな教会や学校もあった。
  村の一段上がったところには、大きなピアスをしている「耳長族」の女性がいる。やはりカレン族の一支族・カヤー族である。素敵な笑顔のおばあさんがいたので、年を聞くと70歳という。どんな人生だったんだろうか。
  すっかり日が傾いて帰路につく。充実した一日だった。午後6時少し前に、もとの旅行会社に到着した。
  朝、メモを置いてきたメーティーホテルに行くが、フロントには別の女性がいて、そんなメモは知らない、エアコン・ホットシャワー付きの部屋は埋まっていると言う。しかたないので、エアコンなしの部屋をとる。部屋に入ると意外にも電気ホットシャワーがあった。ラッキーだ。
  シャワーを浴びて、もう一度 Rose Garden Tour に行く。明日はタムロート方面へ行くつもりだ。ところが旅行会社のおじさんが言うには、今日のガイド兼運転手は明日は都合が悪いし、別の運転手は体調がよくないので、あさってなら今日のガイドが連れて行ってくれるそうだ。そのすすめどおりにする。
  夕食は、ホテル近くの「ルアン・マイ」へ行く。その名の通り木造の、いい雰囲気の店で、食事もおいしいし、何よりうれしいのはビールが安い。ビアシン大瓶が60B!。この店にはこの後毎日通った。
ボーナムプー・クローン→約30分→ナイソーイ村→約50分→メーホンソーン

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「首長族」のナイソーイ村山岳民族の村々

なお、この観光化された村のゲートをくぐらず、右手(ビルマ国境)方面へ行くと、軍が警備するゲートがある。その先には、ビルマから逃れてきた難民1万数千人が住む難民キャンプがあり、大学まで設置されているという。
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【データ】

8:00ころ 店で買ったパンとコーヒーの朝食。45B。
9:00 Rose Garden Tour を出発/9:40-10:20 タム・プラー/10:50-11:10 モン族の村。焼き芋20B/
11:20-12:20 タイヤイ族の村。コーヒー2杯40B。村に隣接した植物園(王室プロジェクト パーントーン2)
12:50-13:50 中国国民党の村。昼食 トム・ムーカー(豚足煮込み)、マントウ、カイ・ムーサップ(豚挽き肉入りオムレツ) 2人で230B。ドライ生姜 20B
14:10-14:35 パーントーン宮殿/14:45-15:05 パースア滝/15:15-15:30 ボーナムプー・クローン/16:00-17:00 「首長族」のナイソーイ村/17:50 メーホンソーンに帰着。ツアー代1人1700B(入場料等込み。12月29日に支払済み)
宿泊:メーティーホテル 250B(2人、トイレ・温水シャワー付)
再度、Rose Garden Tour へ行き、明後日のツアーを予約。1人1450B。
夕食 ホテル近くの「ルアン・マイ」にて。トムヤム・プラー・カポン(カポン魚のトムヤム)、ヤム・ウンセン(春雨のタイ風サラダ)、クィッティオセンヤイ・パットタレー(海鮮焼きうどん)、ビアシン2本、水。2人で320B
※100円≒29.8バーツ、1バーツ≒3.3円 上へ戻る

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