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 見どころ紹介 メーホンソーン市内(1)

  町の中心はチョーンカム池である。水面に映る2つの寺院は、典型的なタイヤイ(シャン)族の寺院とされ、一見の価値はある。朝は霧が立ち込め、時期によってはナイトバザールもこの周辺で開かれるなど、一日中楽しめる場所でもある。

タイヤイ族の寺院の特色
  建物は、何層もの屋根が重なり、破風の部分が縦に長く、一つ一つの屋根は小さい。屋根の端の部分は、トタン板を美しく加工した飾りがつけられる。仏塔はふつう、モン様式のチェディーである。すなわち、基壇は円形や四角形や八角形で、三層に積み重なって鐘状の形になっている。表面は漆喰で模様が描かれ、頂上には金属製の傘が飾られて、仏塔の縁には小さな鈴が釣り下がっていることが多い。


◇チョーンカム池
◇ワット=チョーンクラーン
◇ワット=チョーンカム
 ワット=フアウィアン/ワット=プラタート・ドーイ・コンムー は、次のページ
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 双子の寺院   この2つの寺院は1つの寺院のようにも見えるが、池の対岸から見て右手がワット=チョーンクラーン、左手がワット=チョーンカムである。池の水面に映る2つの寺院は、メーホンソーンを紹介する写真に必ず使われるアングルでもある。朝霧にかすむ寺院、日中のまぶしい日差しで輝く寺院、夜間のたくさんの電球で飾られた寺院、いずれもそれぞれ趣があるので、メーホンソーンへ行ったら池越しにご覧になることを勧める。
早朝 霧にかすむ クリックで拡大 早朝  霧にかすむ 日中 陽光にかがやき池に映える クリックで拡大 日中  陽光にかがやき池に映える 夜 電球がシルエットを形どる クリックで拡大 夜  電球がシルエットを形どる
 来 歴   昔からある自然の池だが、メーホンソーンの第3代藩侯パヤー・ピタック・サヤームケート (Phayaa Phithak Sayaamkheet) が仏暦2435(西暦1892-93)年に掘削、修復を加えた。現在、池の周囲はワット=チョーンクラーンとワット=チョーンカムが並ぶほか、公園として整備されている。
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  チョーンカム池のほとり、向かって右側の寺院である。金色に輝くモン様式のチェディー、つまり円錐形の仏塔と、その隣に銀色の何層もの屋根を持つ仏塔が並んでいる。
  おもな見どころは…
 ガラスに書かれた絵画   建物(チョーン)に入って、正面左側、住職の居所の壁に取り付けられたガラス180枚に、ジャータカ(本生譚)や仏陀の伝記、それに当時の人々の生活ぶりが描かれている。ガラスは1枚30cm四方ほどだろうか。これらはビルマのマンダレーからやってきた、タイヤイ族の絵師の手になるもので、寺院完成時(19世紀後半)に描かれたものと伝えられる。各絵にはビルマ語で説明が添えられている。現在の住職が掃除を行い、以前のような見栄えに戻したという。
金銀の仏塔 クリックで拡大" 金銀の仏塔 扉は住職の僧坊への入口 クリックで拡大 扉は住職の僧坊への入口 百数十枚のガラス絵 クリックで拡大 百数十枚のガラス絵

チョーン(coong)はタイヤイ族の寺院の基本的建物である。三方は壁で前面は開放され、高床式である。寺院の行事の多くはチョ−ンの上で行われ、礼拝堂、朝夕のお勤め、僧房、食事の場所、台所など様々な役割を果たしている。(寺院によっては他の建物を建てて分けることもある。)ただし、そこには規則があって、重要性によって場所を厳格に区別している。仏像は最も高い場所に置かれ、その上の屋根も一番高くつくる。最も低い場所は在家が説教を聞いたり、台所として使う。

建物(チョーン) クリックで拡大 建物(チョーン) 建物は仏暦2410(西暦1867-68)年に建設が始まり、2416年に完成した。

(1)別アングルから見たチェディー
(2)金色のチェディー
(3)ガラス絵のアップ

 博物館 
人生の苦を表現する人形 クリックで拡大 人生の苦を表現する人形   建物(チョーン)の左側、壁で仕切られた一角が小さな博物館というか展示室になっている。19世紀後半以降、ビルマから伝えられた木製の人形(人も動物もある)33体が展示されている。これらはジャータカの登場人物や、仏教説話にまつわるものだ。とくに生老病死の四苦を表す人形は、リアルすぎて少し気持ち悪いが、昔はこういう人形を使って説法したのだろうと思われる。
  他にも、仏教説話関係の絵画やゆかりある人の写真が飾られていた。またシャン語の経典が雑然と積まれてあったが、その上でネコが昼寝を決め込んでいた!
経典の上で昼寝するネコ クリックで拡大 経典の上で昼寝するネコ 博物館の木製の人形たち
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仏像の光背は凝った電飾 クリックで拡大 仏像の光背は凝った電飾 チョーンカムの建物(チョーン) クリックで拡大 チョーンカムの建物(チョーン)   この寺院もチョーンカム池のほとりにあり、対岸から見て左側の寺院である。ワット=チョーンクラーンとの間には、はっきりわかる境界らしきものはなかった。
  建物(チョーン)はチョーンクラーンと似たような様式である。中へ上がると、3体の仏像が祀られているのだが、その背後の丸い光背がチカチカ電飾になっている。
ビルマ風の「ルアン・ポートー」 クリックで拡大 ビルマ風の「ルアン・ポートー」 ウィハーン=ルアン・ポートー クリックで拡大 ウィハーン=ルアン・ポートー  ウィハーン=ルアン・ポートー   一番左手奥の建物で、仏暦2469(西暦1926-27)[別の資料では仏暦2377年=西暦1934-35]年に建てられた。屋根は2層、屋根の縁にはトタン板の飾りというタイヤイ族の様式に、西洋建築を取り入れたものだという。全体にすっきりした印象だ。
  中には高さ4m85cmと、メーホンソーン最大の仏像「ルアン・ポートー」が祀られている。全身が白く塗られ一見して、ビルマ風(タイヤイ族の様式)なのだが、モデルはバンコクのワット=スタットにある仏像「ルアン・ポートー」(ただし、こちらは金色だが)だそうだ。
仏暦2340(西暦1797-98)年の創建で、メーホンソーン最古の寺院である。
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