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都会のオアシス 1
スアン=パッカート宮殿 วังสวนผักกาด 
 このページの内容 
◇建物の概要
◇ラッカーパビリオン
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◆都会のオアシス
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ビルの谷間のオアシス 
  おもしろいけど、暑いし、うるさいし、空気の悪いバンコク。そんなとき、ふっと一息つきながら観光できる場所をいくつか紹介したい。
  スアン=パッカート宮殿は、古い仏像や焼き物の収集を行った王族が建てたタイ様式の建物で、収集された物を展示する博物館でもある。とくにラッカーパビリオンは、建物自体も内部の絵も必見だ。疲れたら庭を散歩してみたい。いろんな鳥や蝶、そして大きな木の上にリスを何匹か見かける。日中は少々暑いが、風は心地よく、バンコクの町中にいることを忘れるくらいだ。

◇建物の概要 
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風が心地よい中庭 
  チュムポットポンボーリパット殿下(夫殿下は1904-59年。ラーマ5世王の孫にあたる)夫妻によって建てられた、タイ式の建物。まだ夫妻が自宅として使っていた1952年から、すでに外部の人に公開を始めた。父親などから引き継いだものに加え、自身がタイ国中や海外から蒐集した様々な古美術が展示された。およそ9,600平方メートル(約2900坪)の敷地に、8棟の建物やラッカーパビリオンなどが建っている。その後1987年にチュンポット-パンティップ財団がつくられ、入場料は若い芸術家のための奨学金として使われている。
第1棟から4棟
  一部は殿下の祖母の家で、大通りに面した1棟から各棟へは橋で結ばれている。おもに父親から引き継いだ、などが展示されている。第4棟には仏間があり、ガンダーラ仏やクメール式の仏像・ヒンドゥー神像や、それぞれの時代の仏像が集められていて、興味深い。そのそばにスワンカローク焼の失敗作が数点並べてあっておもしろい。
第5棟から8棟など
  それぞれ独立した棟になっている。第7棟は「コーン」(タイの仮面劇)、第8棟はバーンチエンの焼き物を展示している。また、別棟の新しいチュンポット-パンティップ館の2階と3階でも、たくさんのバーンチエン土器が見られる。
【場所と行き方】
シーアユタヤー通りに面している。
BTSのラーチャテウィー駅下車、シーアユタヤー通りをBTSの線路を背中にして歩いて7,8分。

【入場】
毎日 9:00-16:00
入場料:外国人100B。チケットがわりに竹製のうちわがもらえる。タイ人50B

参考資料
入館時にもらえる日本語のパンフレット
http://www.suanpakkad.com
(スアンパッカート宮殿HP)
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◇ラッカーパビリオン หอเขียนลายรดน้ำ
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別アングル 
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ラッカーパビリオン 
  庭の一番奥にある高床式の小さな建物「ラッカーパビリオン」は必見だ。もとはアユタヤーの寺院にあったものをここへ移築したもので、内部の金と黒の漆塗りの壁画は17世紀のものだという。
由来   もとは17世紀半ばに王族の御殿として建てられたものを、解体してアユタヤー県バーンパイン郡境のチャオプラヤー川沿いのワット=バーンクリン บ้านกลิ้ง に建て直した。当時はホートライ(経蔵)とペアで建っており、三方の壁は漆地に金色で描かれた絵でうめられていた。その後建物が古くなったので、村人たちがあわせて1つの建物として建て直したが、絵はすっかり薄れてしまったため、順番通りに並べることができなかった。
  1959年の初め、チュムポットポンボーリパット殿下夫妻は、この小さなワット=バーンクリン寺に古びて荒れているがとても美しい建物があることを知って、スワン=パッカート宮殿に移築し、かわりにこの寺院に読経堂と渡船堂を寄進した。さらに大金を投じて建物の改修と絵の修復を行った。そして1959年3月8日、このラッカーパビリオンは夫殿下から妃殿下の満50歳の誕生日プレゼントとして贈られ、バーンクリン村から100人の村人を招いてともに鑑賞した。
絵の特色
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内部の絵画 
  残念ながら外面は風雨や日光にさらされて破損が激しいが、内面は美しく残されている。窓はヨーロッパ風であるし、上部には仏陀の生涯、下部にはラーマキエン(ラーマーヤナのタイバージョン)が描かれている。アユタヤー朝のナーラーイ王とフランス王ルイ14世の時代に描かれた絵画である。しかし何の絵か部分もあって、完全は復原はできていない。
  それでも木造の建物に描かれた300年以上の前の作品が、このように見られるのは奇跡に近いと思う。ぜひゆっくり鑑賞していただきたい。
  なお、このラッカーパビリオンの裏手にある船は、ラーマ5世の御下賜品で、私的な旅行に使われた物である。
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