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バンコクのパワースポット 4
チャオポースア  ศาลเจ้าพ่อเสือ
 このページの内容 
◇由来
◇信仰
◇お参り
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中国風の建物が目を引くMay.2011
  王宮、官庁や重要寺院が集まるラッタナコーシン島。バンコクで最も早くから開けた古い町並みに、参拝者が絶え間なく訪れる中国寺院、サーンチャオポースアがある。「虎神様の廟」という意味で、中国語では玄天上帝廟といわれる道教の廟だ。ご利益に預かりたい人々が供える線香とろうそくで、内部は白く煙っている。

◇由来 
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木彫りのレリーフJan.2007
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チャオポースア(玄天上帝)と観音(手前)Jan.2007
  もとは仏暦2377(西暦1834/35)年、ラーマ3世王の時代にバムルンムアン通り、マハンナパーラーム寺 วัดมหรรณพาราม の近くに建てられた。その後ラーマ5世王(在位1868-1910年)がバムルンムアン通りを拡張するにあたり、現在の地に移したという。
  チャオポースア「虎神様」(中国語で玄天上帝)と、中国廟ではおなじみの「関帝」(関羽)と「天后」(媽祖)が祀られている。
  建物は木製で、中国南部でよく見られる様式だそうだ。廟内の装飾にも注目したい。木彫りの像、柱や神殿の飾り、天井など、どれも一見の価値があると思う。
【場所と行き方】
民主記念塔の南西、サオチンチャー(大ブランコ)の北西。それぞれ徒歩10分ほど。タナオ通りにマハンノップ通りが突き当たる三叉路に立っている。
【開場】毎日6:00-17:00

参考資料
http://www.chaoporseua.
blogspot.jp/
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◇信仰 
虎のパワー
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寅年の初め、すごいにぎわいで中へ入れなかった。Jan.2010
  中国人の間では、虎は邪気を払うものとして信仰されてきた。廟の周辺地域の人たちは、刀を加えた虎のお守りを家の入口につるして、悪運や邪気を払うことが行われている。
  昔から寅年には、事業の倒産、閉店、商売上の障害が多いとされてきた。しかし虎の庇護を受ければ逆に大きな前進の年にもなる、と考えられている。寅年にこの廟をお参りすると、大きなご利益があるという。
祀られている虎の話
  ラーマ3世代(1824-51年)、王より資金を受けたアンノップ王子 พระองค์เจ้าอรรณพがマハンナパーラーム寺の建設を始めた。当時その辺りはまだ森であったが、貧しい小さな村にポーンばあさんと孝行息子のソーンが2人きりで住んでいる家があった。その日暮らしの生活は大変で、ある時2人とも1週間ほど熱を出してしまった。ソーンは少し回復したので、筍や薪などを探しに刀とスコップを持って森に入ったが、何も探せずに家路についた。
  その時、虎が噛み殺したばかりの鹿を見つけた。虎がそばに隠れていて危険かもしれないが、母親に少しでも持って帰ろうと脚の付け根の部分を切り取って布に包んだ。ソーンが沼の縁まで来た時、大きな虎がこちらを見ていることに気づいた。ソーンは刀を抜いて虎の襟首と眉間に傷を負わせたが、怒り狂った虎はソーンを襲って振り回し、腕を食いちぎった。ソーンはとっさに沼に跳びこんで逃げ、ようやく家の門までたどり着いたものの意識不明となってしまった。翌朝、血だらけのソーンが見つかり医者へ運ばれた。ソーンは一旦目を覚まして鹿肉を母親に渡し、自分に起きたできごとをつぶさに語ったが、まもなく息を引き取ってしまった。
  悲しんだ母親は、郡役場を訪ねて虎を捕まえて罰するよう訴えた。かわいそうに思った郡長は、トーを派遣して虎を探させた。3日経っても見つからず、手勢たちはいったん帰宅することになったが、トーは一人帰宅せずにマハンナパーラーム寺を訪れ、本堂のルワンポーブンヤリットと、礼拝堂のルワンポープラルワンに次のように祈った。「虎を捕まえられますように。虎を捕まえても絶対に殺しません。虎の獰猛な心がなごみ、飼い虎になりますように」と。その後寺院の背後の大きな木のところで休んでいると、なんと目の前で虎が横たわっていた。トーが先ほどの祈りを思い起こして虎を捕まえにいくと、いとも簡単に捕まえることができた。
A Tigar   トーは少しいぶかって本当にその虎なのか問いただしたところ、虎は頭を下げて額と肩の傷を見せたので確信し、ひもを首につけて郡役場に連れて行った。郡長は驚いたが、すぐ母親のポーンばあさんを呼びにやらせ、裁判を開いた。郡長が、お前はソーンを殺して片腕を食べたのか、罪人を罰する法律があることを知っているかと問うと、虎は頭を下げてうなずいた。判決を聞いたらすぐ実行されると言うと、やはりうなずいた。郡長が死刑の判決を下すと、虎はまぶたを閉じて床に横たわりうなずいたが、目には涙がにじんでいた。この様子を見ていた人々は、虎を哀れに思い、中には涙する人もいた。ポーンばあさんも郡長に「虎を殺さないで。死んだ息子のかわりにするから」と訴えたので、郡長は新たな判決を下した。「罪を認めたので死刑は取り消す。かわりにポーンばあさんの息子となって飼われること」。虎は何度も頭を下げて立ち上がった。
  このあと、虎は森で動物を捕ってきてくれるので、ポーンばあさんは肉を売ったりして暮らしぶりは上向き、虎に息子の名前ソーンをつけて呼ぶようになった。そればかりか以前多かった泥棒が虎を恐れて近づかなくなったので、近所の人も平安無事に暮らせるようになった。
  幸せな暮らしは7年間続いたが、ついにポーンばあさんが亡くなった。火葬が始まって火が激しく燃え上がると、この数日間すっかりしょげて泣きはらしていた虎は、火の周囲を何度も何度もまわった。そして、悲しみの声を上げると同時に火に跳びこんだ。これに驚き、哀れに思った郡長やトーなど多くの人々は、ポーンばあさんに孝行を尽くした虎を祀る神廟を、マハンナパーラーム寺のそばに建てることにした。多くの人々が惜しみなく財や労力を投げ打って神廟を建て、内部には威厳ある虎の像に虎の遺骨を埋め込んで神としてあがめ、人々の平穏な暮らしと幸せを祈った。
玄天上帝
四獣の一つで北方を守護する玄武が道教に取り入れられた神。真武大帝、北極大帝、上帝公、開天大帝、北極佑聖真君などとも呼ばれる。無冠、裸足で、亀と蛇を踏みつけている姿で表される。防火や戦争の神として信仰されている。
玄天上帝については、以下のサイトが参考になる。
www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~nikaido/
essay1007.html
玄天上帝と虎
玄天上帝の話に虎は登場しないと思われるが、この廟では、玄天上帝の横にちょこんとかわいらしい虎の像が置かれている。
その理由、つまり玄天上帝が「虎神様」と呼ばれる理由は判然としない。想像するに、虎への信仰が道教の信仰と混ざり合ったものだと思われる。

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天后(媽祖)の誕生日(旧暦3月23日)のお祝いに京劇が上演されていた。May.2009
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廟内の人混み。危ないので線香は頭の高さに持って移動する。Jan.2007
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◇お参り
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神前にお供え物があふれるJan.2007
  通常は、線香18本と赤いろうそく1組2本を供える。廟内の売店で売っている。20B。最初にろうそくに火をつけて供え、その後順番にお参りしながら、6か所の線香立てに線香を供えていく。
  虎神様には、豚肉・生卵・甘く炊いた餅米からなるお供えを用意する。廟の入口にならぶ出店で売っている。お供えの時、みな口々に「ヘンヘン」とつぶやいている。ヘン(興)は中国語で「幸運」という意味で、幸運が訪れるようにという願いが込められている。また、ご利益のある護符も人気がある。
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