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バンコクまち歩き 2
乗合船で行くプラカノーン運河 คลองพระโขนง 
 このページの内容 
1 出発はプラカノーン市場から
2 運河は道路
3 ワット=マハーブット
4 閑静な住宅地とモスク
5 終点はシーナカリン通りのガード下
■ 帰り方
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◆バンコクまち歩き
 いにしえのバンコクを歩く
 乗合船で行くプラカノーン運河◄now 
A public boat Click to enlarge プラカノーン運河を往復する乗合船   日々変わりゆくメガポリス・バンコク。そんなバンコクで、昔ながらの雰囲気を残す場所を訪ねてみよう。
  かつてバンコクは運河が血管のようにはりめぐらされ、人や物は船で移動した。近代化の中で、運河は次々と埋め立てられていったが、いまなお運河が現役の交通路になっているところもある。その一つ、バンコク東部の「プラカノーン運河」では乗合船が運航され、地元の人の足として活躍していた。
プラカノーン運河乗合船データ
■運行路線 プラカノーン橋船着場--イエム市場(シーナカリン通り)
■運行時間 平日6:00-20:30 土曜6:00-20:00 日曜8:00-19:00
■所要時間 約30分
■運賃 一乗り10B (2008年5月15日より 15B に改定)
■利用方法 乗る時・・船頭さんに合図。降りる時・・船頭さんに声をかける。
■注意 運河の水はややにおう。あんまり体にかかってほしくない。
(2008年5月記)

◇出発はプラカノーン市場から 
  にぎやかなスクムウィット(Sukhumwit)通りも東へ向かい、バスターミナルのあるエーカマイ(Ekkamai)を過ぎる辺りから、ぐっと庶民的な雰囲気になる。プラカノーン(Phrakhanong)市場はそんな中にある、生活用品や生鮮品中心の泥臭い市場だ。
  その市場を東へ行くと、濁った緑色の、しかも少しにおう水をたたえたプラカノーン運河に行き当たる。スクムウィット通りが運河を越える橋の下付近が船着場になっていた。
  頭上の橋はひっきりなしに車やバスが行き交うが、桟橋では市場で買い物を済ませたおばさんたちがのんびり船の出るのを待っている。やがて船頭がエンジンを始動し、ブルンブルンという大きな音が合図のように、みんなが船に乗り込む。いつの間にか人が集まっていて、出発の時には20人以上が乗った。
船乗り場の風景
The pier Click to enlarge プラカノーン市場横の船乗り場 The pier Click to enlarge 桟橋は橋脚の下 Departure Click to enlarge 出発! 乗客は結構多い
途中の桟橋名を書いた看板 クリックで拡大 途中の桟橋名を書いた看板 値上げのお知らせ クリックで拡大 15Bへ値上げのお知らせ
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◇運河は道路 
寺院の向こうに大きな団地 クリックで拡大 寺院の向こうに大きな団地   大きなエンジン音とともに船は進む。運河は意外と曲がりくねっており、前を見通すことはできない。運河に沿って、広い庭付きのタイ式の家屋や2階建ての洋風の家屋が並ぶ。ほとんどが自分の桟橋を持っている。玄関も運河に面しているし、商店も運河が正面だ。寺院の向こうに大きな団地が見えてくた。
  一人のおばさんが船頭さんに合図すると、船は一軒の家の桟橋に止まった。どうやら船は適当な桟橋でも止まってくれるようだ。桟橋で待っていた犬が、船から降りてきたおばさんをしっぽを振って迎えた。
運河の風景(1)
タイ式の屋敷…住んでみたい クリックで拡大 タイ式の屋敷…住んでみたい 犬がお出迎え クリックで拡大 犬がお出迎え場 大きな団地 クリックで拡大 大きな団地
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◇ワット=マハーブット วัดมหาบุศย์
ワット=マハーブットの船着場 クリックで拡大 ワット=マハーブットの船着場   プラカノーン市場から10分。右手に大きな寺院が見えてくる。10人近い人がここで船を降りた。ワット=マハーブットだ。
  この寺院は、何といってもメー・ナーク(ナーン・ナークあるいはヤー・ナークともいう)という女性が祭られていることで名高い。この話はタイでも何度も映画化されるほど有名らしい。時はラーマ4世代(在位1851-68年)、この辺りの村に住んでいた彼女は、出産の時に赤子ともども亡くなってしまうが、その後も幽霊になって愛する夫と暮らしたという話である。[この話の詳細は→こちらが詳しい(Wikipedia)]
  この船旅が終わったあと、帰りに立ち寄ってみた。通り(オンヌット通りまたはスクムウィット・ソイ77)から運河方面に100mほど行く。かなり立派な寺院で、たくさんの礼拝堂(ウィハーン)が連なる。メー・ナークが祭られているお堂(サーン・ヤー・ナーク)は入り口から見て右の奥、運河のすぐ近くに立っていた。看板もあるし、何よりお参りの人が多いので簡単にわかるだろう。
  お堂の中央から少し左に寄ったところに、金色のメー・ナークの像が祭られている。お堂の中は、チュット・タイ(タイのドレス)、メー・ナークの肖像画やおもちゃなどメー・ナークやこどもへの捧げ物で一杯だ。神秘的な雰囲気が漂っていて、思わず手を合わせてしまう。その一方で、そばの木に深夜宝くじの当選番号が浮き出るという即物的な信仰もあって、当選番号発表日(毎月1日と16日)の直前2日間は終夜お堂は開かれているという。このあたり、何ともタイらしい。(それ以外の日は、5:00-24:00)
ワット=マハーブット クリックで拡大 ワット=マハーブット 右手奥がサーン・ヤー・ナーク クリックで拡大 右手奥がサーン・ヤー・ナーク サーン・ヤー・ナーク クリックで拡大 サーン・ヤー・ナーク
■ワット=マハーブットの来歴  アユタヤ朝時代の末、1762年ころ建てられた。プラ・マハーブットという僧侶が親戚を訪ねてこの地に来たところ、地元の人々の願いを受けて寺院を建てて移り住み、僧侶の名前を取って寺院の名前とした。メー・ナークの話から、一般にワット=メー・ナーク・プラカノーンともよばれる。(寺院にあった看板から抄訳) up

◇閑静な住宅地とモスク 
  ワット=マハーブットを離れると、船の中はずいぶんガランとしてしまった。次の寺院には運河に魚を放つ場所が設けられ、「ここでの魚取り禁止」という書かれた大きな看板がかけられていた。この辺りは、新興住宅地なのだろうか。古い商店や中国寺院にまじって、白い壁がまぶしい瀟洒な西洋風な邸宅が並んでいる。
  何回かカーブを曲がると、正面に白いモスクが見えてきた。アルクブローモスクである。大きなガラスの窓と高いミナレット(尖塔)がある立派な建物だ。この辺りはイスラーム教徒が多く住んでいるようだ。スカーフをかぶっている女性をよく目にした。
  建設途中の団地の隣に、もう一つ、アルイエティソームモスクがあった。ちょうどお昼の礼拝の時間のようで、モスクの外にテラスの上に女性たちが集まっているのが見えた。
運河の風景(2)
中国寺院 クリックで拡大 中国寺院 古い商店 クリックで拡大 古い商店 瀟洒な邸宅。うらやましい! クリックで拡大 瀟洒な邸宅。うらやましい! 一方こんな古い家も クリックで拡大 一方こんな古い家も
立派なアルクブローモスク クリックで拡大 立派なアルクブローモスク 建設中の団地 クリックで拡大 建設中の団地 アルイエティソームモスク クリックで拡大 アルイエティソームモスク
白い邸宅が並ぶ運河沿い
白い邸宅が並ぶ クリックで拡大 up

◇終点はシーナカリン通りのガード下 
シーナカリン通りのガード下 クリックで拡大 シーナカリン通りのガード下 終点の船着場 クリックで拡大 終点の船着場   2つ目のモスクを過ぎるとまもなく終点だった。船は新しい客を乗せてすぐに出発していった。およそ30分の短い船旅だったが、仏教寺院、中国寺院にイスラームのモスク、古い木造の家と真新しい邸宅、そして団地、と実にいろいろなものが見られてなかなか楽しかった。
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■このあとの帰り方
シーコンスクエア クリックで拡大 シーコンスクエア バス停で南へ行くバスに乗る クリックで拡大 バス停で南へ行くバスに乗る (1)同じ船で帰る
(2)バスで帰る。ガードの上のシーナカリン通りに出て南(運河を渡らない)へ徒歩5分ほど行くと、オンヌット通り(スクムウィット・ソイ77)との大きな交差点がある。一部立体交差なのですぐわかる。この交差点を右に折れたところから右方向へ行くバス1013番(運賃8.5B)に乗れば、ワット=マハーブットを経てスクムウィット通りへ戻る。
  おなかがすいたり、ちょっと休憩するならシーナカリン通りをさらに南に行ったところに、シーコンスクエアという大きなショッピングセンターがある。ここまで来ると外国人はあまり見なくなる。シーナカリン通りを南へ向かうバスやソンテウで行ける。
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