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旅日記から  馬車に揺られてラムパーン  07年01月  (3)
 このページの内容   ◇1月4日 ◇1月5日以降
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 1月4日(木)  ランパーン 晴れ 夜行列車で→バンコク

市内をブラブラ、寺院めぐり
  朝8:00ころ、昨日と同じようにホテルの食堂に朝食をとりに行く。宴会場では、この日9時から結婚式があるらしい。純白の衣装を着たカップルの写真が飾ってある。しかし、平日(木曜日)の朝9時とは……。
  午前中9:00から約3時間、市内南部の寺院を歩いてまわった。ホテルからおよそ20分ほど歩くと、にぎやかな果物市場の中に、ワット=シーチュムもっと詳しくの白い山門が見える。ここはタイに31寺あるビルマ式寺院で最大のもので、1901年に建立された。正面の礼拝堂は残念ながら1992年の火事で焼失し、再建されたものである。2階の仏間には涼しい風が流れ、テラスに出ると道の向こうに白いモスクが見えた。きらびやかな建物の中に、透明な空気が支配する寺院だった。
  国道1号線をしばらく歩いて、「右  空港」という看板の交差点を左へ折れると、ワット=パーファーンが見えてきた。その寺院の向かいの大きな寺院(ワット=チョンカー)にも入ってみるが、犬がやたらに多く、気味が悪いので早々と退出した。この寺院の看板には「当寺の犬はすべて注射済み。けしかけない限りかみつかない」とあったが。ワット=パーファーンもっと詳しくの境内は、よく手入れされた緑の芝生が白い建物に映える。仏塔は上部が金色に輝きまぶしい。木製の礼拝堂はぐっとシックで、2階には薄暗い中に白いビルマ仏が鎮座しており、見事に異空間が演出されていた。
  帰り道、ラムパーンの繁華街を通る。道の両側にビルが並び、様々な商店が客を集めている。KFCやブラックキャニオンなど、他の都市におなじみの店も看板を出している。泊まっているホテルは繁華街の西のはずれになる。チェックアウト後、荷物を預かってもらい、再度町へ出かけ、時計台近くの食堂で昼食(55B)をとった。
ワット=シーチュム 本堂 クリックで拡大
ワット=シーチュム 本堂
  昼食:カーオパットカイ(鶏肉入り炒飯)、パットシーイウ(幅広麺の醤油炒め)、水 上へ戻る

馬車に揺られて
  ラムパーンといえば「馬車の町」。馬車に乗ってみた。時計台の西、ティップチャーンホテル前に1台馬車が止まっていたが、御者のおじさんは眠りこけていた。ちょうど向こうからやって来た別の馬車を止めると、寝ているおじさんの名前を呼んで起こし、それに乗れという。やはり順番があるのだろう。ワン川の向こう、ワット=プラケーオドーンタオまで、おじさんは1時間300Bというが、200Bで交渉成立した。
  12:40出発。馬車の座席は2人並んで座れる大きさで、向かい側とあわせて4人は乗れそうだ。パッカパッカというひずめの音、リロンリロンと鳴らすベルの音が心地よい。先ほど歩いた繁華街を悠然と走り抜けると、こちらを見て微笑む人もいる。御者のおじさんはカウボーイハットをかむり、なかなか格好いい。
  繁華街を過ぎ、ワン川にかかる橋を渡ると、静かな住宅街になった。出発して20分余り、ワット=プラケーオドーンタオもっと詳しくに到着した。私たちのこれからの予定を聞いた御者のおじさんは、「この辺り、ソンテウはあまり通らないよ。あと200Bくれたら行ってあげる。」というので、その提案を受けることにした。
  15世紀創建というこの古寺は、その名の通り、かつて「プラケーオ仏」(いわゆるエメラルド仏。今はバンコクのワット=プラケーオにある)が置かれていた。白い四角い基壇に乗った金色の大きなチェディー(仏塔)と、その前にあるビルマ式のモンドップ(塔堂)が目立つ。モンドップ内部には仏像と、この寺院の改修に尽くした僧侶の像が祀られ、地元の人が何人かお参りしていた。崩れかけた古い仏塔や木造の古い礼拝堂が、この寺院の長い歴史を感じさせる。
  次は、古い城壁を越えて大きな街道を北へ向かう。しばらく走り左折すると、めざすワット=プラチェディーサーオランもっと詳しくが正面に見えてきた。さすがに馬も暑いのだろう、道ばたの草を食べ休憩しようとするが、御者の鞭を受けてまた走り始める。およそ20分ほどで寺院に着いた。馬は呼吸も荒く、口からよだれをボトボト落としていた。ゆっくり見てくるから休んでいろよ。
  この寺院は白いチェディーがほぼ正方形に20基(北タイ語で「サーオラン」)並び、壮観だ。入口から見て右手奥の小さな池の上の立つ礼拝堂には、1983年に近くで見つかった400年ほど前の黄金仏がガラスケースの中に祀られている。
  来た道を戻り、再び城壁を越えて数分、古民家の博物館・バーン=サオナックもっと詳しくに着いた。(入場料50B=ジュース・お菓子代込み) 1895年に建てられた大きな邸宅で、たくさんのチーク材の柱が家を支えている。床上のテラスは風が抜けてさわやかだ。中は使いこまれた調度品や銀製品が展示され、当時の生活がしのばれる。こんな家で暮らしてみたいものだ。見終わると、自家製のタマリンドジュースとおこし(この辺りの特産で「カオテーン」という)がいただける(入場料に含まれている)。どちらもおいしく、おこしをおみやげに買ってきた。
  ワン川を渡って町へ帰ってきた。馬も終点が近いことがわかるのだろうか、心なしかスピードも速くなった気もする。もとの場所に着いたのが、午後4時少し前、結局3時間少しの馬車の旅だった。町の様子や空気を感じるのには、馬車の歩みはちょうどいいような気がする。楽しかった。
馬車からの眺め クリックで拡大 馬車からの眺め
ワット=プラケーオドーンタオ クリックで拡大
プラケーオドーンタオ
ラムパーンの城壁 クリックで拡大 ラムパーンの城壁
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ワン川の散歩
  夕食にはまだ時間があったので、ワン川北岸のワット=ポンサヌックタイもっと詳しくに行くことにした。「Riversaide Bar&Restaurant」の近くの歩行者用橋を通り、対岸に渡る。この橋にもニワトリのマークが! ラムパーンのシンボル・ニワトリは、様々なデザインのものが、あちこちで使われている。
  ラムパーンとニワトリの物語は、→こちら。
  橋を渡ってワン川の川岸の道を歩く。遊歩道が一応あるのだが、さして広くない歩道の中に、並木が植えられているので歩きにくい。きちんと整備すれば、気持ちよい遊歩道になるのに残念だ。
  遊歩道が切れたところから川を離れ、7,8分歩いた住宅街の中に、めざすワット=ポンサヌックタイはあった。橋から歩いて20分近くかかっただろうか。境内はけっこう広く、大きな仏塔もあったが、中央部の礼拝堂は修理中で、竹で足場が組まれていた。黒く焦げてしまった部分もあるので、火事が起きたのかもしれない。木製で、何層もの屋根を持つビルマ式の、なかなか端正な礼拝堂なのに残念だ。中心には、4体の仏像が四方を向いて鎮座していた。
  ワット=ポンサヌックタイから戻り、午後5時ころ「Riversaide Bar&Restaurant」で早めの夕食を取る(510B)。午後7時発の夜行列車に乗るためだ。おととい来店した時にはにぎわっていたが、さすがにまだ午後5時なので他に客も少ない。店の人に「川が近いけど、雨期に洪水はないの?」と聞くと、おととし(2005年)はここのテラスの所まで水が来てたいへんだったそうだ。今は川底が見えるほどだが。
ワット=ポンサヌックタイ クリックで拡大 ワット=ポンサヌックタイ
  夕食:ビアシン大瓶2、ナムマナオ、ヤムプラードゥクフー(ナマズ揚げのヤム)、トートマンプラー(魚のすり身揚げ)、パットパックブンファイデーン(朝顔菜炒め) 上へ戻る

夜行列車でランパーンをあとに
  料理を食べていると、あっという間に時間が来てしまった。ホテルに戻って荷物を受け取り、乗合ソンテウで駅に向かう(20B)。駅にはすでに列車がいたが、1両のみで、脇には「15号車  ラムパーン-バンコク」という表示板がかかっている。列車自体はチエンマイ発だが、ここラムパーンで1両増結するようだ。駅の売店で名物のおこし「カオテーン」や飲み物を買って列車に乗り込んだ。
  定刻の19:00を少し過ぎてチエンマイからの列車が入線し、連結作業が行われた。そして19:10出発。すっかり日が落ち、町を離れるとあたりは真っ暗だ。まもなく寝台を作りに来たので、ベッドに潜り込んだ。ラムパーンではまだ空席が多かったが、21:00ころ着いたデンチャイ駅でほぼ満席になった。その後いつの間にか寝込んでしまったが、24:00ころ、たぶんピッサヌローク駅で乗ってきた白人の大声で目が覚めた。少しは考えろよ!
ラムパーン駅の夜行列車 クリックで拡大 ラムパーン駅の夜行列車
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 1月5日(金)  バンコク 晴れ

目覚めれば別世界
  次に目が覚めたら、もうアユタヤだった。上段の寝台には窓がないが、駅のアナウンスが「ここは、アユタヤ駅」と告げている。まだ5時半なので、しばらく横になっていたが、だんだん通路を行きかう人が増えてくる。売り子がコーヒーを運んでいる。
  だんだんまわりが明るくなってきた。ドーンムアン駅で多くの人が降りた。空港を利用するたびに何十回と利用した駅だが、新空港になってしまい、もう利用する機会はないかもしれない。
  係の人が寝台をたたんで座席に戻していく。自分の寝台もトイレに行っている時に戻されてしまった。仕方ないので席に座る。窓の外にはビルが見える。バイクや車が勢いよく走っていく。もう通勤時間が始まっているようだ。大都会バンコクが近づき、ラムパーンは遠くなった。
  列車は7:00少し前、喧噪のバンコク・フアラムポーン駅に到着した。
この後の旅行  
・1月5日(金) この後、ホテル(プラザホテル 1泊朝食付き1149B×3泊)に荷物を置いて、エラワンプーム参拝、タイマッサージなど。
・1月6日(土) ワット=イントラウィハーン、ワット=チャナソンクラーム、ワット=ボーウォンニウェート、ワット=マハータート、ワット=ラカンなど9か寺巡り
・1月7日(日) シーロム通り散策、買い物
・1月8日(月) CI66便で帰国
フアラムポーン駅に到着 クリックで拡大 フアラムポーン駅に到着
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