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旅日記から  スローボートでルアンパバーンへ  06年8月  (1)
 このページの内容   ◇8月12日 ◇8月13日
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 2006年8月12日(土)  バンコクからチエンマイへ

 チェンマイは大丈夫か?
山に囲まれたチエンマイ clickで拡大山に囲まれたチエンマイ  ドイステープは雲が低く垂れ込めていた
  西日の強いバンコク・ドーンムアン空港を飛び立ったタイ航空機は、およそ1時間後、すっかり暗くなったチェンマイ空港に到着した。外へ出ると、ものすごい雨だ。ふと昨年の洪水を思い出した。今年も10日ほど前の洪水で一時列車が不通になったという。タクシーの運転手さんに聞くと、最近は毎日のようにスコールがあるらしい。
  夕食後、雨はほとんど止んだので、ナイトバザール近辺を散歩してみた。先ほどのスコールのせいか、人出は今ひとつ。昨年の洪水の跡も目に付く。休業中の店が多く、とくに半地下の商店街はシャッターが下りている。あちこちに転がっている土嚢や、歩道のかさ上げ工事が町の景観を余計に損ねている。おいしい食堂が並んでいた、あの「アヌサーン市場」も再開発のためか、閉鎖されてしまったというし…。すっかり気分が滅入ってしまった。
追記・・・・その後アヌサーン市場は再開されたが、有名店「ウアンヘーハー」は市場の外へ移転した。何回も通った店だが、2012年1月には営業していなかった。その後の情報では閉店したという。
なお、欄外のアンティークハウス1にも何度も行ったのだが、やはり2012年1月には別の店になっていた。
  おそらく乾期の観光シーズンには工事も一段落し、多くの観光客でにぎわうのだろうが、抜本的な洪水対策--ピン川の浚渫や保水林の整備など--を急がないと同じことの繰り返しになるだろう。
[チエンマイ 点景]
土嚢が積まれた店先 clickで拡大 休業中のピザハット clickで拡大 ワット=ブッパーラーム clickで拡大 神様気取りのネコ clickで拡大
洪水の爪跡 (1)再開の気配はない (2)洪水に備えて床上げの工事中(ピザハット)
チエンマイの魅力 (3)しっとりした寺院(ワット=ブッパーラーム) (4)土地神を祀る祠に間借りニャー
両替レート(ドーンムアン空港):1米ドル=37.21バーツ(B)、1B=約3.15円
10:30 中部国際空港発(→TG645便)
14:00 バンコク(ドーンムアン)空港着
国内線ターミナルのレストラン「Silom Garden」でタイ料理。おいしいが値が張る。ビアシン小瓶と2品で520B
17:15 バンコク発(→TG641便。1人2760B)
18:30ころ チエンマイ空港着
タクシー(120B)でPornping Tower Hotel へ
ネット予約、1141B(朝食付)
夕食 ホテル近くの「アンティークハウス1」にて、ナムプリックオーン、プラータップティムトート、ブロッコリーとエビの炒め物、カオニャオ、ビアシン大瓶2、すいかシェイク。2人で618B up

 2006年8月13日(日)  チエンマイ→チエンコーン→タイ・ラオス国境→フアイサーイ

 バスを乗り継いでチエンコーン(ラオス国境)へ
チエンコーン 国境ゲート入口 clickで拡大 チエンコーン
ここを下ると国境ゲートになる
チエンマイ=チエンラーイ間のバス clickで拡大 チエンマイ=チエンラーイ間のバス
  1等エアコンバスに乗って、チエンラーイへ向かう。お菓子・ジュースとおしぼりのサービスが付いて快適。まもなくものすごい上り坂、カーブの連続であえぐ。とうもろこし畑が目立つ山を縫う国道だが、人家も見あたらない。約1時間で峠を越え、平地に出たところ、メーカチャーンという町のバスターミナルで10分ほどの休憩をとる。空気が一段とさわやかになった気がする。その後は大したアップダウンもなく、チエンマイからおよそ3時間後、午後1時少し前にチエンラーイのバスターミナルに到着した。
チエンラーイの町中の街路案内は、タイ語と英語に加えて、中国語の表記も書き添えられていた。中国の影響力は、このタイ北部へも着実に浸透してきている。
チエンマイからチエンコーンへは直行バスもあるが、本数が少ないうえ時間もかかるようだ。このようにチエンラーイ経由の方がいいだろう。
  チェンコーン行きのバスはすぐ見つかった。聞くと13:30発というので、軽く昼食をすませ、発車5分前にバスに乗り込んだ。ほぼ満席だ。今度はエアコンなし、2人がけの椅子にやっと2人座れるほどの小さなバスだ。体のでかい白人が3人乗っていたが、1人で2人分占拠し、迷惑な奴らだ。出発するとすぐに田園風景が広がり、窓から吹き込む風が涼しい。バスは小さな町で止まりながら快調に北上する。オレンジ色の袈裟を着た、10歳前後の小坊主が2人乗ってきた。いくら小坊主でも女性に触れないのだろう。バス代を女性の車掌さんに渡す時、お金を空いた座席の上に置いていた。
  やがて、右手に大きな川が見えてきた。メコン、国境だ! バスはにぎやかな市場の入口で止まった。終点のチエンコーンらしい。下りるとトゥクトゥクの運転手が寄ってくる。国境ゲートまで3キロ、1人20バーツ(これは公定料金らしく看板にも書いてあった。)という。川沿いに広がるチエンコーンの町は意外に大きく、およそ10分走って国境ゲートに着いた。
 
朝食 ホテルでブッフェ、その後少し散歩
トゥクトゥクでアーケード・バスターミナルまで。約15分、60B
9:45 チエンマイ発。チエンラーイ行きエアコン付1等バス、180B
途中の町メーカチャンで10分休憩
13:00少し前 チエンラーイのバスターミナル到着
昼食 そばの食堂で、バミーナーム、水 2人で60B
13:30 チエンラーイ発。チエンコーン行きエアコンなしの小型バス、54B
15:35 チエンコーン着。トゥクトゥクで国境ゲートまで。約10分、1人20B
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 のどかな国境を船で越える
  いよいよ国境越えだ。船乗り場へ向かう坂道の左手の建物がタイのイミグレだ。係官がパスポートからE/Dカードをはずし、スタンプを押す。手数料5バーツ。これで出国手続きは終了。その先の「Gate to Indochina」と書いてある、割と立派な門をくぐる。ちなみに反対側には「Gate to Siam」となっていた。すぐそこが船着き場で、ちょうどブーンというエンジン音とともに数人の客を乗せた船がラオス側から到着した。船賃を払うと、船頭さんがこっちだと手招きしてくれる。乗り込むとすぐ出発、2人だけの貸し切りだった。
  タイ側の岸を離れてエンジンをかけ…、ところがエンジンがかからない。メコンの流れはけっこう速く、船はどんどん流されていく。何回かスターターのひもを引っ張るとようやくエンジンが始動し、ラオスへ向けてメコンを突っ切…、とまたエンスト。今度はメコンの真ん中だ。さっきは「しょうがねえなあ」と余裕でいたが、メコンの真ん中では少し焦る。岸までははるか遠い。船頭さんの懸命の努力でようやくエンジンの機嫌が直り、ラオス側の岸に到着したが、通常2分のところ、10分近くもかかった。おかげでメコンの景色がゆっくり見られたが。
  岸から登ったところがラオスのイミグレだ。ビザ発行窓口で On Arrival Visa の申請をする。ソファーに寝っ転がってケータイをいじっている若い男の係員を呼んで、申請用紙をもらう。のどかな国境だ。ビザはすぐにもらえた。隣のイミグレで、パスポートと入国カードを出し、スタンプを押してもらい入国手続きは完了した。すぐ脇に Lao Development Bank の両替ブースがあったが、人がいない。するとビザの係員がどこかへ行って銀行員を連れて戻ってきた。うーん、のどかすぎるぞ! この間、この国境を通ったのは他に白人が2人のみ。夕方4時半というのが暇な時間帯なのか、それともそもそも暇な国境なのか? ともあれ、ラオスらしい国境だ。
タイ・ラオス(チエンコーン・フアイサーイ)国境
・図中のの部分をクリックすると、該当箇所の写真が別ウィンドウで開きます。
・イメージ図なので、距離はおおよそです。
タイ・ラオス国境 手作りの看板 タイ イミグレ GATE TO INDO-CHINA GATE TO SIAM タイ側の船着き場 フアイサーイの船着き場 ラオスのイミグレ
国境のメコン clickで拡大 国境のメコン
フアイサーイの船着き場 clickで拡大 フアイサーイの船着き場
   
GATE TO INDO-CHINA clickで拡大 GATE TO INDO-CHINA
16:00 ラオス入国。渡し船1人20B
両替イミグレ脇のLao Development Bank の出張両替所 1米ドル=10,000キープ(K),1B=267K, 1000K=11.7円
ビザ取得手続き パスポートとビザ申請用紙、写真1枚、現金30米ドル(土日は1ドルの手数料がかかる)を渡せば、数分で30日有効のビザのスタンプをパスポートに押してくれる。 朝は、船に乗るためにチエンコーンから旅行者が大勢やって来るので、ここも混み合うかもしれない。
*現在、日本国籍者はノービザで15日間旅行できるようだ。(追記2009年)
Mekong river ,Click to enlarge Mekong river ,Click to enlarge
メコン河岸 タイ側(左)、ラオス側
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 フアイサーイの町
寺院の丘からの眺め clickで拡大 寺院の丘からの眺め
フアイサーイ メイン通り clickで拡大 フアイサーイのメイン通り
  イミグレを抜けて坂を上ると、この小さな町のメイン通りとぶつかる。 ゲストハウスに荷物を置いて、早速夕暮れの町を歩いてみた。通りには各種商店、食堂、ゲストハウスなどが並んでいるが、車の通りが少ないためか、のんびりした空気が流れている。ふと、懐かしい豆腐売りの「ピープー」というラッパの音が聞こえてくる。何でラオスで、と見てみると、フランスパンのサンドイッチ、カオチー売りの屋台だった。
  イミグレ正面の小高い丘の上にワットがある。階段を登っていって振り返ると、ミルクコーヒー色のメコン川が見えてくる。午後6時、小坊主が鐘を何度も鳴らし、「カンカンカン」と乾いた音があたりに響いた。これを合図に30人ほどの僧侶が本堂に集まり、読経を始めた。低くこもった声がむしろ心地よい。後ろの扉からのぞいてみると、最後列に座っている小坊主たちがこちらをちらちら見ている。そりゃ、退屈だよね。
  メコンの風景を十分堪能し、下界へ下りた。せっかくなのでメコン川沿いの食堂で夕食にする。暮れなずむメコン川、少し湿り気のある涼風、そしてラオス名物「ビアラオ」……。心も体も弛緩していく。
 
宿泊 サバイディー・ゲストハウス ファン・ホットシャワー付 200B
夕食 メコン川沿いのレストランで、ビアラオ大瓶2、パッタイ(焼きそば)、野菜炒め、春巻き、カオニャオ66,000K
Mekong river ,Click to enlarge寺院の階段
Mekong river ,Click to enlarge寺院の内部
Mekong river ,Click to enlarge暮れゆくメコン
Mekong river ,Click to enlarge川から見た町
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