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旅日記から  コーン島・ワットプー  04年12月-05年1月  (1)
 このページの内容   ◇12月29日 ◇12月30日
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 2004年12月29日(水)  バンコク到着

 緊急着陸!
  いつものように、キャセイパシフィック航空(14:30 香港発のCX751便)でバンコクへ向かう。 ところが香港を飛び立ったボーイング777-400型機は、海南島上空でUターンし、しかも香港の沖合上空で何周も旋回しているではないか。機長は「異常な音がする。計器の異常が考えられるので香港へ引き返す。念のため、緊急着陸体勢 (brace position) をとるように」と言う。緊急着陸体勢とは、両手を頭の後ろに置いて、上半身をかがめる体勢のことで、離陸前のビデオでいつも見てはいたが、まさか実際にやるとは。何回も旋回するということは、燃料を消費して、緊急着陸時のリスクを減らすためなのだろう。そう思うと、かなり緊張した。
 いよいよ着陸するらしい。機内には「brace! brace!」という大きなアナウンスが鳴り響き、フライトアテンダントの顔も緊張しているのがわかる。緊急着陸体勢をとっているので、窓の外が見えない。というより恐ろしくて見たくない。機体が下降していく。その時隣の席のインド人が、「大丈夫だよ、ほら」と、窓の外を見て教えてくれる。まもなく無事香港に着陸した。期せずして客席から拍手が起きた。あ~、疲れた。
両替レート:1バーツ=約2.7円
CX Air craft at HKG click to enlarge 香港空港駐機中のキャセイ機
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 面倒な旅程の変更
  香港空港の待合室で、恐怖からの解放感に浸りながら、用意してくれたサンドイッチを食べる。アナウンスは、別の機体が準備できしだい出発すると言っているが、今日のうちにバンコクからウボンへの国内線への乗り継ぎは不可能だ。予約してあるウボンのホテルには泊まれないので、払い込んであるお金1300B余りはパーだ。それより、明日以降ウボン行きの飛行機がとれるのか心配だった。年末のためかなり混んでいることをネットで見ていた。航空会社の係員に相談すると、コンピュータをたたいてくれ、明日の朝一番の便に空席があるから、と予約を変更してくれた。それなら一安心、なんとか予定通りラオスへ行けそうだ。
  結局、定刻より4時間半遅れの19:00に離陸。20:30、バンコクへ到着した。空港のThai Hotel Associationのカウンターで空港そばのホテルを紹介してもらう。明日の朝早いので、街に出る時間はない。カウンターの女性はラマガーデンホテルしかない、という。少々高いがやむを得ない。前金1,000バーツを払って予約を入れ、タクシー(110B)でホテルへ向かった。
  ホテルへ着いて、ウボンのホテルに予約をキャンセルする旨電話を入れる。やれやれ長い一日になった。明日も早朝から移動だ。
バンコク空港(ドーンムアン空港)1階を出ると、タクシーのブースがあるので、そこで行き先を言って タクシーを紹介してもらう。ちゃんとメーターで行ってくれるはず。なお、空港から出発すると 50バーツの料金がかかる。
宿泊:ラマガーデンホテル 1泊1,800バーツ(++で2,119バーツ)。 up

 2004年12月30日(木)  バンコク→ウボンラーチャターニー→タイ・ラオス国境→ワット=プー→パークセー

 歩いてラオス入国
  今日も朝からトラブル。タイ航空国内線でウボンへ飛ぶつもりで、朝5:30に空港のカウンターに行くと、なんと「予約が入っていません。キャンセル待ちです。」と言われる。昨日、香港空港でキャセイの係員に予約の変更をやってもらったのだが・・・。もしキャンセルがなかったら今日中にラオスへ行けなくなる。もう面倒なので、ラオスはやめてタイのどっかをゆっくりまわろうか、と真剣に考えた。ところがここから運がついてきた。結局キャンセルがあって飛行機にすんなり乗れ、そのあともほとんど待ち時間なく、バスやソンテウをつかまえることができ、12:00ころにはラオスに入国できた。
この間の行程   6:30 バンコク空港発:TG020便→7:40 ウボンラーチャターニー空港着。空港からリムジンタクシーで、ワーリンチャムラープの市場(バスターミナル)へ。100B。(十分さがしたわけではないが、他に交通手段はなさそうだった。到着ロビーに出たところ、タクシーのカウンターでチケットを買う。ただし、1台あたりではなく1人あたり100B)
8:40 ワーリン発のバスに乗り、ピブーンマンサーハーンへ。約1時間、20B(ワーリンからチョンメックまで、3回警察の検問で止められ、全員または一部の乗客の身分証(タイでは携帯の義務がある)、外国人はパスポートを検査する。国境のためかかなり厳重。)
10:00 ピブーン発のソンテウで、国境のチョンメックへ。約1時間30分、25B 11:30 チョンメック着。立派なバスターミナルから国境まで500メートルほど歩いてラオス入国
 
  国境の越え方、手続きはこちらのページを。
 
Thai-Laos border click to enlarge 国境を越え、ラオス側で昼食。ビアラオがうまい
両替 国境の銀行両替所(ラオス開発銀行)で、USドルやバーツから、ラオス通貨キープへの両替ができる。1USドル=10316キープ(K)、1B=265K。100Kで1円の見当 up

 トゥクトゥクをチャーター
 昼食後、ソンテウでパークセーへ行くつもりだったが、ラオスのイミグレでトゥクトゥクの運ちゃんが声をかけてきた。パークセーへ着いたら、どのみちトゥクトゥクを雇ってワット=プーまで行く予定だったので、交渉してみた。ラオスの物価がわからないので困ったが、結局2人1500Bでチャーターすることにした。
1500Bは少し高かったかも知れない。パークセーの街に行けば、もっと安くチャーターできると思う。ただ、ガソリン代は物価に比べて非常に高く1リットル5500K(55円)前後もする。

 13:30、ワンタオの国境を出発。40分くらい走ると、メコン川にかかる長い橋を西から東へ渡る。渡りきるとパークセーの街だ。そこから国道13号線を南へ1時間少し行くと、トゥクトゥクは右折し、さらに5㎞くらい行くと、道はメコン川にぶつかった。ここで車ごとフェリーに乗って、再度メコン川を東から西へ渡ると、チャムパーサックの街になる。めざすワット=プーは街を通り抜けてしばらく行ったところにあった。16:00、ワット=プーに到着(外国人入場料30,000K)。日は傾き始め、気がつくと日中の暑さが消えていた。
   
Crossing Mekong by ferry to Champasak ;click to enlarge メコン川を渡るフェリー。トラックバスやソンテウも乗る
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 ワット=プー
 入場券売り場のそばの裏手に収蔵庫があるが、遺跡入口に16:30までopenと書いてあったので、 収蔵庫には寄らずに、大きな池を右手に見ながら正面に見える山にむかってまっすぐ進む。チケットのチェックポイントと売店があり、そこからがワット=プーの境内になるようだ。
 ほとんどは倒れてしまっているが、石製の多数のシヴァリンガが並ぶ参道を進む。大きな「南神殿」と「北神殿」を過ぎると、その先はロープが張ってあってまっすぐ進めない。 ユネスコとイタリアのチームが調査中で、将来は修復されるのだろうか。しだいに参道は上りになり、階段が現れる。上からはラオスの国花・ドークチャムパーの純白の花が芳香を漂わせていた。
 階段を上りきると本殿がある。かつてはシヴァ神などが祀られていたらしいが、今はちょっとひょ うきんな顔の仏像が安置され、線香や果物が供えられている。神殿の外面に刻まれた神像が美しい。
本殿の右手へのびる道を少し行くと、石に刻まれたワニとヘビ、さらに 行くとゾウがある。本殿の右手奥の山肌には仏足石もある。本殿の左奥に は泉があり、ここから本殿に水を引いていたという。本殿のある高みから今登ってきた方を振り返ると、この壮麗な寺院の全体像が見える。遠くにはメコン川の水面がキラキラ輝いていた。
 静かな信仰の場、といった趣の寺院だった。次回は、近くのチャムパーサックの街に泊まりながら、ゆっくり訪れたいと思う。
 17:30ころ、再びトゥクトゥクに乗り帰路につく。すでに日はどっぷりと暮れ、風は涼しいというより肌寒い。空には満天の星。行き違う車は少なく、時々現れる集落の淡い光がなぜか懐かしい。19:00すぎ、パークセーの街に到着した。パークセーホテル(トイレ・バスタブ・エアコン・TV・冷蔵庫付き。21USドル。一番安い部屋は13ドルだった。この辺りにはいくつかホテルがある。)に落ち着いたあと、20:00ころ、街へ出て夕食をとる。街はすでにけっこう閑散としていた。
 
WatPhu,  click to enlarge 丘の中腹から見たワット=プー建物群
Dinner at Pakse,  click to enlarge 夕食
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